トップメッセージ

未来を担う
貴重な国家資源の生産者・販売者として、
社会への貢献を

代表取締役社長
緑川昭夫

代表取締役社長 緑川昭夫

当社グループは、「エネルギーとヨウ素の開発・生産・販売を通じ、快適で豊かな生活と持続可能な社会の実現に貢献します」というグループ経営理念のもと、国産天然ガスのパイオニアとして、そして世界有数のヨウ素サプライヤーとして、社会的要請に応え続けられるよう、日々努力を重ねています。また、総合エネルギー事業を推進する一環として、電力小売事業にも進出しており、さらに脱炭素(カーボンニュートラル)社会の実現を目指して、地熱関連事業をはじめとした再生可能エネルギーに係わる事業にも積極的に取組んでおります。

脱炭素社会に向けたトランジション期におけるクリーンエネルギーとして、天然ガスの重要性はますます高まっており、わが国で最も歴史ある天然ガス事業会社である当社グループは、国際的に不安定なエネルギー情勢が続くなかにおいても、長期安定供給が可能な国産天然ガスの強みを活かして、今後も社会への貢献を続けてまいります。

また、当社グループの事業のもう一つの柱は、ヨウ素の製造・販売です。ヨウ素は、資源小国である日本が世界に輸出している数少ない国産資源であり、医療分野からハイテク分野まで活用される、世界的に稀少な資源です。世界のヨウ素メジャーを目指す当社グループは、国内外に向けて安定的な製造・販売に努めるとともに、人体の成長に不可欠なヨウ素が欠乏している国々への支援事業にも協力しております。

以上のとおり、天然ガスはエネルギーの移行期を担う重要なエネルギーであり、また、ヨウ素は人体の成長に不可欠な必須元素であることから、私たちの事業は未来の地球と人類を支える重要な役割を担っています。こうした役割をきちんと果たしていくことができるようにするために、私たちはサステナビリティに取組んでいます。

私たちは私たちにとっての重要な社会課題=マテリアリティを特定しました。そのうえで、それぞれの課題が私たちに及ぼす影響を検討し、その対応をグループ内で議論しました。その結果をもとに、グループ経営理念の見直しを行い、新たな経営理念のもと、2022年から2024年の3年間を対象とした中期経営計画を策定し、私たちが直面している課題への対応を示しています。

私たちは、この中期経営計画を着実に実践していくことで、サステナビリティの実現に向けての歩みを進めてまいります。

「サステナビリティ実現に向けての取組み」

今後もライフラインを担う企業としての公益的使命を果たしていくため、ステークホルダーの皆さまのご理解、ご協力をいただきながら健全かつ継続的に事業を発展させ、快適で豊かな生活と持続可能な社会の実現を目指してまいります。

K&Oエナジーグループ株式会社
代表取締役社長 緑川 昭夫