先輩社員の声INTERVIEW 04

中川 勉
入社年度:1999年
所属部署:関東天然瓦斯開発(株) 技術部
出身学部:理学部

今までの所属部署

1999年~2007年:
関東天然瓦斯開発(株) 開発部
2007年~2010年:
関東天然瓦斯開発(株) 技術研究部
2010年~2013年:
関東天然瓦斯開発(株) 技術部
2013年~2017年:
関東天然瓦斯開発(株) 鉱業部生産技術グループ
2017年~2021年:
関東天然瓦斯開発(株) 技術部長付(JOGMECへ出向)
2021年~現在:
関東天然瓦斯開発(株) 技術部

今までの所属部署

入社から現在までの業務内容について教えて下さい。

入社から現在までの業務内容について教えて下さい。

大学時代に取組んでいた研究は、地下水の酸素同位体比に着目し、対象地域の地下水循環について考察するというものでした。地下水に関する研究に取組みつつ就職活動を進める中で、水溶性天然ガスの採取・販売を行う当社グループの存在を知り、採用試験を受け今に至ります。
入社以降2013年までに配属された開発部・技術研究部(のち技術部)では、主として水溶性天然ガスを生産するガス井の開発に資する評価・分析業務に携わりました。ガス井における坑内流動の分析・評価作業や、坑内に測定機器を下ろして地層の物理的特性を計測する物理検層という作業、地下の岩石試料を用いた各種物性評価を目的とした試験、地下流体の流れや地盤変形に関する数値シミュレーション業務などに従事しました。他社との技術交流や学会発表は、振り返れば自分を成長させる良い機会になったと感じています。
2013年からは鉱業部生産技術グループに異動となり、ガス井の生産ガス量・水量の測定および測定値に基づいた操業計画立案、生産したかん水の地下還元に関する業務など、操業現場に直接関連する業務に携わりました。操業計画を常に意識しつつ業務に取組む中で、会社の操業に関する知見が増え新たな視点を得ることができました。
2017年には独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)へ出向し、水溶性天然ガスに係わる技術研究に従事しました。出向期間中に配属された部署は、掘削・仕上げ分野、ジオメカニクス分野、生産・油層分野、海洋開発分野といった様々なジャンルを担当している部署であり、様々な専門分野の方々と業務に取組めたことは非常に良い経験になっています。
2021年からは再び技術部に異動となり、関東天然瓦斯開発(株)が構成員となる水溶性天然ガス環境技術研究組合の研究業務に携わっています。これまでとは異なる分野の知識が必要となるため、日々学習しつつ業務にあたっています。

過去の部署で得た経験や知識が活かされたことはありますか?

過去の部署で得た経験や知識が活かされたことはありますか?

2012年から2017年は、主たる配属先は関東天然瓦斯開発(株)でしたが、米国子会社のKNG AMERICA,INC.も兼務していました。KNG AMERICA,INC.の業務を行うにあたり、関東天然瓦斯開発(株)で得られた知識が役立ちました。また、JOGMECへの出向時には、関東天然瓦斯開発(株)およびKNG AMERICA,INC.で得られた知識・経験を総動員して、業務にあたった印象を持っています。

今後の目標について教えて下さい。

今後の目標について教えて下さい。

エネルギー業界を取り巻く状況は変化してきていますし、今後も変化していくことになると思います。そのような状況下で私自身がどのように貢献できるのか意識しつつ業務にあたらならければとあらためて感じています。これまで出向を除くと、私の配属先は関東天然瓦斯開発(株)のみであるため、常に視野を広げることを意識して、外部の情報を取り込みつつ業務に取組んでいくよう心掛けていきたいと考えています。

一日の仕事スケジュールを教えて下さい。SCHEDULE

  • 08:30

    始業

    (メールチェック等)

  • 10:00

    共同研究打合せ

    (研究の進捗状況の報告、今後の方向性の確認)

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    共同研究データ取り纏め作業・考察

  • 15:00

    社内打合せ

    (関連部署との調整、所属内工程打ち合わせ等)

  • 16:00

    資料作成

  • 17:00

    終業

休日の過ごし方について教えて下さい。

休日の過ごし方について教えて下さい。HOLIDAY

毎年、時間を見つけて家族旅行に行っています。初めて訪れる地域では新しい刺激を受けますし、日常から離れることで良い気分転換にもなっていると感じています。良い思い出にもなりますし、今後も時間を見つけて家族旅行を継続していきたいと考えています。