従業員とともに
ダイバーシティの推進と
人材力強化
基本的な考え方
お客さまの多様なニーズに応え、社会の持続的な成長に貢献するために、その基礎となるダイバーシティの推進と人材力強化に取組んでいます。
「中期経営計画2027」では、「多様な人材の確保と活躍推進、社員教育への投資拡大、能力開発/発揮・活躍領域拡大の推進」に取組みます。
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働きやすい職場づくりMAKING GOOD WORK ENVIRONMENT
基本的な考え方
社会情勢や経営環境が大きく変化するなかでも、当社グループが貴重な国産資源である天然ガスとヨウ素を安定的に供給し続けるためには、すべての従業員の持てる能力を最大限に発揮して、様々な経営課題や経営目標を達成していかなければなりません。そのためには、「人財こそが経営を支える柱」という基本的な考え方に基づき、自己の能力を高めて諸課題に果敢にチャレンジする人材を育成していくことが不可欠です。従業員一人ひとりの成長なくして会社の発展はありえないことから、活力に満ちた組織風土を実現し、従業員のやりがい・働きがいの向上を目指して、様々な人事政策に取組んでいます。
人材採用
当社グループが新たな人材を採用する際は、応募者の基本的人権を尊重して、あくまで「人物本位」の選考を貫いています。さらに、採用後においても、本人の成績・行動・能力以外の要素で、昇給・昇格などに差別が生じないように、公平な評価・処遇を徹底しています。
評価・処遇
当社グループ社員の処遇は、会社の継続的発展に欠かせない人材づくりのためのツールとして、毎年実施する人事考課において、多角的・重層的な評価手順を経たうえで公正に決定しています。ただし、人事考課の目的は、処遇の公正性を確保するための材料を得るためだけでなく、仕事を通して社員一人ひとりの成長を図る能力開発の材料を得るためであり、個人目標の管理および上司との面接を通じて、さらに伸ばすべき優れた点や改善が必要な点を明確化し、すべての社員のたゆまぬ成長につなげることを主眼としています。
人事処遇制度のキーワード
動機付け
自ら率先して困難な課題に
挑戦する気持ちを持って
業務遂行に励んでもらうこと
納得感
評価と処遇の連携を強めると
ともに評価手順の透明化で
納得感を高めてもらうこと
シンプルさ
社員全員にとって理解しやすい
単純明快な制度内容とすること
人材育成
当社グループにおける人材育成は、天然ガス事業やヨウ素事業の特殊性から、日常の業務を通じたOJT(職場内訓練)を中心としています。これらに加えて、社内研修(新入社員研修・中堅社員研修・ライン管理者研修など)や社外研修(外部講習会・セミナーなど)によるOff-JT(職場外訓練)、通信教育やeラーニングによるSD(自己啓発)を組み合わせた効果的な人材育成を行うため、様々な仕組みを整備しています。
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学習の必要性の気付きを与える仕組み
人事考課制度、目標管理制度 -
学習を動機づける仕組み
資格取得者表彰制度、海外留学制度 -
学習を促進する場を提供する仕組み
社内研修、人事異動、ローテーション -
学習を支援する仕組み
資格取得支援制度、受験受講補助、通信教育制度、eラーニング
ダイバーシティ
当社グループが限りある人員を活用して将来に向けて発展を続けるためには、役職・職位・性別・年齢にとらわれることなく、多様な人材の総力を結集する必要があります。このため、すべての社員を「総合職」として、男女を問わずに階層別の教育計画を実施しながら、意欲・能力のある社員の活躍を推進しています。また、パートタイマーなどの有期雇用社員にも、同じ「働く仲間」として成長を促すため、通信教育やeラーニングなどの様々な学習の機会を提供しています。さらに、少子高齢化が急速に進展するなかで、企業の社会的責任を果たすため、高齢者の雇用の安定を図ることを目的に、定年年齢の延長も行っています。
安全衛生
当社グループは、会社の業務遂行の前提となる従業員の安全と健康の確保を重視しており、社内の安全衛生委員会を定期的に開催して、社内講演会や職場巡視などの様々な活動を計画的に実施しています。また、産業医および保健師を置いて、従業員の健康相談・指導に取組んでいるほか、災害などの緊急事態に備えて、従業員の携帯電話などに情報発信するとともに、安否を確認する「緊急連絡・安否確認システム」を導入しています。
ワークライフバランス
当社グループでは、「誰もが活き活きと働ける会社へ」をスローガンに、健全でゆとりある生活の実現とワークライフバランスの向上のため、労働時間の削減や生産性向上、従業員の健康増進に向けた取組みを実施するとともに、充実した育児支援制度や介護支援制度を設けています。